岡村賢一がアメリカに留学してニッチな研究をしている間に考えた事

知識も経験もない僕が、小児心臓外科医になってアメリカ留学に至った経緯や留学の様子を綴ります。ほかにも若手医師のキャリアアップにつながる情報を発信していきたいと思います。それと35歳からUSMLEに挑戦していますので、その経過もお伝えしていきます。

ビザのあれこれ 〜宿敵!!DS-2019を手に入れるまで〜

こんにちは。岡村です。

 

前回はJ-1ビザについて書きましたが、今回はJ-1ビザを取得する前に最も重要な書類DS-2019を紹介します。

 

J-1 vs H1Bについてはこちら。

doctor-hummingbird.hatenablog.com

 

DS-2019とは留学先が発行する正式な就労許可証です。

 

こちらがDS-2019の現物(岡村ver.)です。

f:id:doctor-hummingbird:20191107093652j:plain

 

僕は、このDS-2019をゲットするまでに、必要書類を提出してから正味6ヶ月かかりました。毎月のように確認メールを送り、最後の3ヶ月は1〜2週間に1回のペースで確認メールを送りましたが、届くまでに時間を要しました。

 

 

施設によってはスムーズな場合もあるようですので、この辺は秘書さんの頑張り次第のようです。

 

 

なお、DS-2019が発行される直前にはbackground checkなるものがありました。

他施設ではどうなのかは不明ですが、オンラインでアンケート調査のようなものを入力する作業でした。

background checkを入力後、数日でStanfordの承認が下りて、晴れてDS-2019が正式に発行されるという流れでした。

 

 

いざDS-2019がFedExで届いて開けてみると...

子供の名前に記載ミスがありました(衝撃)!!!!

 

 

急遽、秘書さんに連絡をして、修正して再度送り直してもらったこともあり、余計に時間がかかりました。

 

 

DS-2019は渡米後も事あるごとに、提出を求められますので、記載ミスがあったら「なんとかなるだろう。」とは思わずに、必ず修正してもらいましょう!!

 

 

 

 

ちなみに、留学までの準備や秘書さんとのメールのやりとりなどは、大谷隼一先生の「ただいま留学準備中 医師が知るべき留学へのコンパス」が大変参考になりました。

www.amazon.co.jp

 

 

 

 

話が遡りますが、そもそもDS-2019を発行してもらうために必要な書類は、僕の場合、以下の通りでした。

 

・パスポートのコピー(家族全員)

・家族全員の生年月日・出生地

・留学先での研究の概要(1〜2行にまとめる。研究のタイトルみたいなもの。)

・CV(履歴書)

・Letter of recommendation(推薦状)1通

 

CVやLetter of recommendationについては、ネットで検索するとsampleがたくさんあったので、それを参考にして作成しました。

 

またLetter of recommendationは、自分で作成して、英文校正に出した上で、医局の教授にお願いしてサインしてもらって準備をしました。もちろん教授が書いた体裁になっています。

f:id:doctor-hummingbird:20191101081839j:plain

必要以上に過分な紹介をしている推薦状です。

 

今日はこの辺で。